BRØD
ブロッド
Highly Recommended(とてもおすすめ)。値段は高めながら納得の味。2024年現在、日本で買えるベストカルダモンロールです。

カルダモン感 | : ★★★★ |
バター感 | : ★★★ |
甘さ | : ★★★ |
直径 | : 約10cm |
価格 | : 500 JPY(税込み) |
訪問日 | : 2024/4/10, 11/23 |
東京メトロ広尾駅からすぐの路地裏にたたずむ北欧ベーカリー、BRØD(ブロッド)のカルダモンロールです。ここ数年食べた中では一番のカルダモンロール。おすすめです!
2022年オープンのお店ですが、今年初めまでその存在を知りませんでした。その後もしばらく行く機会がなかったのですが、2024年4月にやっと訪問することができました。
カルダモンロールの成形は渦巻き型のSnegle(カタツムリ)タイプ。表面にはしっかりとした焼き色がついています。高温で焼かれているとカルダモンの香りが飛んでしまっていることが懸念されますが、心配は無用でした。一口目から口の中いっぱいに爽やかなカルダモンの香りが広がります。カルダモンはホールから挽いたものが使用されていて、各層間のフィリングにたっぷりと入っています。とにかくカルダモンの香りがよく、フレッシュな香りを十二分に堪能することができました。現在日本で買うことのできるカルダモンロールの中では個人的にはナンバーワンです(2024年現在)。
BRØDの売りはサワードゥ(自家培養自然種)発酵。カルダモンロールもサワードゥ発酵のようで生地にほのかな酸味を感じます。といっても、嫌味ではなく、酸味のあるパンが苦手な方でも問題ないレベルだと思います。生地は見た目同様、しっかりと焼けていて、外はカリカリ、中はしっとり。そのコントラストもたまりません。甘さはしっかり感じるものの、北欧の菓子パンとしては控えめ。バターにはヴィーガンバターを使用しているそうです。【訂正】スコーンなど他のスイーツ系はビーガンバター使用ですが、カルダモンロール・シナモンロールは通常のバター使用とのことです。
カルダモンロールのほかにも、BRØDではハード系のパンが充実しています(←というよりこちらが主力商品です)。これまでに、Country(カントリー:ほぼ小麦)とRungnir(ルニア:ライ麦全粒粉25%配合)を購入しました。どちらも絶品ですが、個人的にはRungnirがお気に入りです。
ちなみに店名「BRØD」の「Ø」はデンマーク・ノルウェーなどで使われる文字。店主がデンマーク出身とのことで、店名はデンマーク語でズバリ「パン」(英語のBread)を意味します。
BRØD(ブロッド)は東京メトロ日比谷線・広尾駅2番出口すぐですが、路地裏にあるため見つけるのに少し苦労しました。下の地図に詳しい行き方を示しましたので、訪問される際には参考にしてください。







お店の情報:
BRØD(ブロッド)
カフェスペース:なし
住所:東京都渋谷区広尾5丁目4-20
公式サイト(https://www.brod.jp/ja)
Instagram(@brod.jp)
googleサイト