カルダモンだもん

Cardamom - damon

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カルダモンについて

8.カルダモンの栽培

熱帯植物のカルダモンは、温帯地域では屋内で栽培する必要があります。カルダモンは長い茎の上に、傷付けるとよい香りのする平らな緑の葉を持っています。スパイスとして販売されているカルダモンの莢は完全に熟す前に収穫されているため、それらを播いても発芽はしません。

丈夫さ:カルダモンはたとえ夏であっても、温帯地域の屋外では生存できません。カルダモンは加温された温室もしくは暖かくて湿気のある日陰を必要とします。蒸し暑い浴室は理想的です。最低許容温度は22℃ですが、根を乾燥状態にしておけば短期間であれば少し寒い場所でも生存できます。

繁殖:通常、大きな個体を小さな断片に分割します。根は丈夫なため、分割には鋭利なナイフを使う必要があるかもしれません。

栽培:カルダモンは、気流、急激な気温の変化、直射日光にさらされるとうまく育ちません。カルダモンは暖かくて湿った日陰で育ち、毎日雨で濡れる必要があります。もしくは、植物の周りに湿った環境を作り出すために、濡らした砂利を入れた大きな受け皿の上に鉢を置いて育てることができます。冬には、それほど頻繁に水やりをする必要はありません。植物の成長期には観葉植物用肥料(高窒素、低カリウム)を供給する必要があります。

害虫:通常は問題ありません。温度が低すぎると葉が茶色に変わります。茶色の葉を取り除いて、暖かい場所に移動すれば、長い時間がかかるかもしれませんがかなりの確率で再生します。再生の間は植物を乾燥させておいてください。植物が暖かく保たれていても葉の先端が茶色になるようであれば、それは水のやりすぎです。


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本コンテンツは、Kew Species Profiles を著作者とする「Elettaria cardamomum (L.) Maton」(2018年12月25日閲覧)をAttribution - Non Commercial- Share Alike 3.0 (CC BY-NC-SA 3.0) のライセンスに基づき、管理人が和訳・掲載したものです。文章中、[]内は管理人による注釈を示します。

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